令和5年12月15日(金)午前10時より、仙台市葛岡墓園内にある東北大学納骨堂にて、当会役員並びに東北大学、東北医科薬科大学教職員32名の参列のもと納骨式が執り行われました。

当日は朝から冷たい雨となりました。納骨を予定していた52柱のご遺骨は4柱を除き雨を避けるため既に献体業務部職員の手により納骨堂へ安置されており、今年度はご芳名の読み上げならびに拝礼のみとさせていただくことになりました。
篤志献体という人生最後の社会貢献を果たされた成願会員の皆様は、この日ようやく安息の場に辿り着きご安心されたことと思います。
本納骨堂への納骨を申請されつつも、しばらくはご遺族の元でご供養されたいと申し出のあったご遺骨11柱も、今後順次納骨されることになります。
引き続き、参列者は東北大学医学部敷地内に建立されている「献体の碑」に移動し、「成願者芳名録奉納式」に臨みました。

今年度、ご芳名が奉納された成願者は、令和4年度内に成願された107名の皆様となります。
会員番号、ご芳名、命日が記された芳名録は、当会安川理事長の手により丁寧に奉納されました。
この日をもって、献体の碑には2,125名の成願者のご芳名が奉納されたことになります。
葛岡墓園とともに、この献体の碑にも、一年を通してたくさんの方が足を運ばれ、手を合わせてくださいます。
献体を全うされた故人様の篤志を深く讃えつつ、安らかなる永遠の眠りをお祈りいたします。