令和5年12月8日(金)午前10時より、仙台国際センター《大ホール》において、令和5年度東北大学・東北医科薬科大学合同慰霊祭が行われました。

5月に新型コロナウイルスが感染症法上の5類に移行されたことから、実に4年ぶりに一般会員の皆様にもご参列いただいての開催となりました。
今年度の慰霊対象者は、令和4年10月1日から令和5年9月30日までの間に成願されました東北大学白菊会会員様103名、ならびに東北大学病院での病理解剖にご協力くださいました39名の患者様となり、約800名の参列者全員が故人様の医学へのご貢献に感謝しつつ安らかなる永遠の眠りをご祈念いたしました。
静謐な空気が漂うなか142名お一人おひとりのお名前が読み上げられたのち、小澤浩司東北医科薬科大学医学部長による祭文が捧げられました。
続いて、2大学3学部の学生269名を代表し東北医科薬科大学医学部坪井美恵子さんを始め、教員代表として後岡広太郎東北大学医学部教室員会委員長、当会安川一理事長より慰霊の言葉が捧げられました。

その後、ご遺族代表板垣恵理様を筆頭に当会松木福理事長、石井東北大学医学部長、小坂東北大学歯学部長、小澤東北医科薬科大学医学部長、角張東北大学病院長ら教職員に続き、2大学3学部からの代表学生が《億萬劫光輝秀霊》の標柱に向かい御霊の安らかならんことを祈りつつ白菊を手向けました。
式典は、小坂東北大学歯学部長の御礼の言葉で幕を閉じました。
最後に、「白菊賛歌 友よ」が流れるなか、ご遺族、当会役員、学生の順に全員が白菊を手向け、会場を後にしました。