令和2年11月26日(木)午前10時より、東北大学医学部星陵オーディトリアム講堂において、令和2年度東北大学・東北医科薬科大学合同慰霊祭が行われました。
発生以来、なかなか終息の目途が立たない新型コロナウイルスが冬の到来とともに更なる感染拡大の兆しをみせるなか、大学側としてはご参列の皆様の健康を第一に考えた結果、例年通り大会場で多くの方々ご参集のもと開催することは困難と判断し、教職員16名、学生代表14名の限られた参列者のみでの開催とすることにいたしました。その他の学生は、リモート参列としました。
今年度は、令和元年10月1日から令和2年9月30日までの間に成願されました東北大学白菊会会員様75名、ならびに東北大学病院での病理解剖にご協力くださいました36名の故人様へ心からの感謝をお伝えし、安らかなる永遠の眠りをお祈りいたしました。

静謐な空気が漂うなか111名お一人おひとりのお名前が読み上げられたのち、髙橋信博東北大学歯学部長による祭文が捧げられました。
続いて、2大学3学部の学生約300名を代表し東北医科薬科大学医学部2年の廣澤幸乃さん、教員代表として田畑雅央東北大学医学部教室員会委員長より慰霊の言葉が捧げられました。
最後に、八重樫伸生東北大学医学部長、髙橋信博東北大学歯学部長、福田寛東北医科薬科大学医学部長、冨永東北大学病院長ら教職員に続き、2大学3学部からの代表学生が《億萬劫光輝秀霊》の標柱に向かい御霊の安らかならんことを祈りつつ白菊を手向けました。
式典は、冨永東北大学病院長の閉式の言葉で幕を閉じました。
なお、この式典の模様は、次の動画(ダイジェスト版)でもご覧いただくことができます。
また、ご参列が叶わなかったご遺族様には、《追悼のしおり 祈 》を送付させていただきました。
